ストーリー
ブラックショアの花持ち。自由奔放で危険な気配をまとう。ブラックショアのためにソラリス各地を旅して、有能な人材を探しながら種を育てる。欲望に忠実で、過去も未来も気にすることなく今を生きる。
測定材料:周波数スペクトル報告RA2▇▇▇▇-G 共鳴時間不明。覚醒後、共鳴能力を使えるようになっていたと語る。▇▇障害のため、原因の解明に失敗。 被検者の音痕は胸元にあり、共鳴後、体が植物化する。右腕と頭部は常に植物化しており、さらに周波数の波動に応じて進行が深刻化する。 共鳴周波数スペクトルでは、ツバキの花と近い性質を示した。テストでは強い共振現象を見せているが、他にスペクトルの変化に該当する共鳴源を発見できなかったため、共鳴源の完全な特定に失敗した。 被検サンプルのラベル曲線に不規則な波動を確認。ラベル曲線は閾値を超えた後、▇▇▇▇▇▇▇▇▇▇▇▇▇▇▇▇。 <i>「人為誘発型なのか?しかし、この曲線は過去のサンプルでは……まずレポートへのアクセスをブロックするとしよう」</i>
{PlayerName}の姿を模した木彫りの人形。ツバキが共鳴能力で成長させた植物の根を使い、個人的な趣味を反映した。 今州で再会する前にも、彼女は幾度となく人形を彫ろうとしたが、毎回途中で彫刻刀を壊してしまい仕上げまでいかなかった。 しかし、これまでは完成形がぼんやりしていたが、探究心と喪失心がようやく形になる。 「可愛い……やっぱ、こうでなくっちゃね」と、ツバキは思った。
ブラックショア製の周波数モニタリングブレスレット。ツバキの強い要望で制作された。 かつて彼女が受け取ったプレゼントに似た形と機能を持つ。もう一方のブレスレットを持つ人の安否や動向が確認できる。 ツバキは知っている。自分は「花娘」にもなれなければ、過去の自分にもなれない、と。あの頃のように、常に一緒にいられるわけでもない――だが、それは関係ない。彼女も{PlayerName}も、それぞれが幸せになるための道を進むだけ。 永遠に続く退屈な時間のなかで、この思いはツバキにとって唯一の拠り所だった。
あの人に捧げる花。 指導者、調律者、導き手――あるいは、漂泊者にして今州の大英雄。そう人々は呼ぶが、ツバキにとって{PlayerName}の身分や立場など、どうでも良かった。しかし、彼女は自分の考えを{PlayerName}に押し付ることはない。押し付けようとも思わない。 その代わり、この枯れない花に気持ちを託す。 幾千、幾万回でも、あなたのために咲き誇る。


