ストーリー
自身の血液を操り、緋色の復讐の剣を作り出せる侠客。 緋色刃を手に、悪を絶ち、善を成す。
測定材料:【周波数スペクトル報告RA1856-G】 明確な共鳴時間は不明だが、共鳴時は暴走状態にあった。当時の強い感情に影響されたと推測。 音痕は左上腕にある。共鳴後、身体にわずかな物理的変化が生じ、共鳴能力をある程度使用すると瞳孔が赤く変化するようになった。 一般的な共鳴者よりも周波数変動性が大きく、まれに瞬間的な飛躍性を示す。急激な周波数変動は周辺環境へ甚大な被害を引き起こす可能性が極めて高いため、徹底的な制御が求められる。 結論:急激な周波数変動時の破壊力は平均値より78.94%高い。 共鳴周波数スペクトルは既知の人体の血液が持つ周波数変動範囲に近い。しかし、テストでは強い共振反応を観測したが、共鳴源の完全特定には至っていない。 ラベル曲線に収束がなく、中段では急上昇を見せたため、突然変異型共鳴者と認定する。
丹瑾が一番好きなおやつ。 幼い頃、家族が揃う日には、母親が必ず龍髭パイを2つ買って、丹瑾と彼女の妹に分けてくれた。そのさっぱりした食感とふんわりとした甘さは、彼女の幸せな日常を彩っていた。 その後各地を一人で旅し始めた丹瑾だが、今でもよく龍髭パイを何個か持ち歩いている。糖分は消耗した体力を補充し、その美味しさはより多くの人々が平和な日々を享受できるよう尽くせと彼女を奮い立たせる。
師匠からもらった手鏡。 丹瑾には鏡を見ながら剣術の練習をする習慣があった。緋色に染まった自分を見ると、昂ぶる感情を極力鎮めようとしていた。 剣術が上達し、緋刃も大部安定させた今の丹瑾だが、未だに緋色に頬が染まる時はある。その時、鏡を見てその染まった緋色をそっと拭き取る。
父親に渡された玉佩。中には世の中を清しく正しくする理想が込められている。 幼い丹瑾には、その理想がわからなかった。服が緋色に染まったあの日まで…… 無防備の姿を餌に不逞の輩を釣ろうとして野外を徘徊するのは丹瑾の「趣味」である。それを叶えるのに、連中にとって一番美味しいのはやはりこの玉佩だ。 そして、汚らわしい指でこの美玉を触ろうとする者に、罰が必ず下される。


