ストーリー
ナイトシティから来たエッジランナー。チームでは主にネットランナーとしてハッキングを担当。 胸の奥底にしまった秘密を隠すべく、他人と深く関わることを避けている。最も近しい仲間たちでさえ、彼女の過去についてはほとんど知らない。
「█████資料改竄ログ」 改竄対象:ルチナ・クシナダ 改竄コード:RA2███-G 検査結果によると、被検体は突然変異型共鳴者であり、音痕は右肩にあることが分かった。 -能力表現: 被検体は半径5メートル以内の目標にハッキングし、情報の獲得やデータの改ざん、目標の制御などができる。テストによると、該当共鳴能力は同時に3つの目標に作用することができ、特に機械類のものへの効果が著しい。 -生物ハック: 該当共鳴能力は残像にも作用できる。被検体が残像にハッキングすると、周波数を乱すことによって目標にダメージや影響を与えることができる。原理及び能力の上限までは現在不明である。能力の影響範囲は共鳴者自信の状態や感情に左右されるだろうと推測。 ███が担保し、研究院が同意したため、被検体に対して██や██の措置が取られている。 -サイバーウェア: 被検体全身には数箇所機械改造の痕跡が見られる。被検体の説明によると、該当技術は██████から来たものであり、現地ではサイバーウェアと呼ばれているらしい。検査結果によると、サイバーウェアは現在の技術と一致せず、サイバーウェアを使用すると、使用者の肉体及び精神に大きな負担をかけることになることが分かった。█月█日、██████の介入により、ナイトシティの技術への研究計画はキャンセルされることとなる。
月旅行の宣伝ポスター。かつてのナイトシティは、一区画歩けば必ず目に入るほど、月旅行の広告で溢れていた。宣伝文句は決まってこうだ――手つかずの楽園。企業の腐敗とは無縁で、誰もが平等に生きられる場所。だが、その価格はあまりにも高額だった。月面施設の実態もお粗末で、やがて企業による誇大広告だという噂が広まり、そのうち話題にすらされなくなった。 それでも、今なお一人の少女だけは、屋上に立ち、夜空を見上げ続けている。いつか、月に行く日を夢見ながら。
ブレインダンスは、ナイトシティで最も普及している没入型エンターテインメントだ。人の記憶や感情を記録し、追体験できるこの技術は、多くの人にとって現実逃避の手段となっている。リアルでは到底味わえない体験に溺れることで、自分を忘れることができるのだ。 だが、ルーシーにとってブレインダンスは単なる娯楽ではない。それは生きるための拠り所なのだ。夜な夜な、ルーシーは一人で月旅行の仮想空間に身を委ねる。静寂に浸りながら、いつか目前の世界が現実になることを願って。
「月」のタロットカード。恐怖や潜在意識、幻想、そしてまだ明かされていない真実を象徴している。カードには、手の届かない月に向かって吠える一匹の狼と、その様子を静かに見つめるもう一匹の狼が描かれている。 このカードは、ミスティがルーシーを占った後に贈ったプレゼントだ。ルーシーが月に持っていった、数少ないナイトシティ由来の私物のひとつでもある。まるで何かの魔法が宿っているかのように感じられ、彼女にとって特別な意味を持っている。


