ストーリー
天性の共鳴者で、かつては治安署の巡尉。 ある事件で身分を全て消されたが、今も一人で闇に潜む悪を追っている。
測定材料:【周波数スペクトル報告RA2917-G】 音痕は左太腿の外側にある。共鳴後、身体における物理的な変化はないが、 皮膚表面に微量の電流を確認した。 電流を糸状に収束させ操縦する、極めて高度な異能力制御を行うことができる。 共鳴周波数スペクトルは電導周波帯に類似。テストでは強い共振反応を観測した。 ラベル曲線は安定な波形と、明確な周期性特徴を示したため、先天型共鳴者と認定する。 追記:病歴を確認したところ、拍動異常の経験あり。共鳴能力との関係不明。能力が制限される場合、心房細動が起きる可能性あり。留意すべし。
最初はどこにでも買える機巧人形であり、どこにでも見かけそうな人形作家の練習作だったが、吟霖の共鳴能力を最大限に発揮できるように戦闘用人形に改造された。無数の戦いで使い込まれたから古びてはいるが、手入れ具合から吟霖が降り注いだ愛情が見られる。ただ、本人は決してそのようなことを口にしない。
表向きは吟霖愛読のルックブックだが、実は他の捜査官との連絡に使う動的暗号化された情報冊子である。定期に変更される暗号化された記号と画像を通じて情報交換の機能を果たしているが、その使いこなしが難しく、手練れの捜査官さえ苦労する。 なぜ吟霖が瑝瓏ドレスを愛用するかというと、デバイスや武器を目立たずにたくさん収納できて、案外動きやすいからだけではなく、重要なのは……他人に注目されやすいからだ。
治安署が新人今巡尉に支給する捜査用の拡大鏡。肉眼では発見できない手掛かりを発見できる。収納されやすいようにデザインされている。 潜入捜査官として、これを使う機会はめったにないが、印としていつも持っている。両親の記念と、自分の本当の身分を思い出させるための印である。


